株式会社創和

CASE EXAMPLE

加工事例

導電性ゲルのセパレータスリット加工でユーザビリティ向上

当社は医療機器製造業を取得しており、抜き加工やアセンブリなど多くの加工実績をあげています。

POINT!

ゲル加工においてセパレータの表裏にスリット(剥がし易さ向上)を入れることができます。
スリットの形状は直線以外に波形(なみなみ)なども対応可能で、ユーザビリティを追求したタブ加工・糊殺し(色付)加工も可能です。

低周波治療器などに使われる電極ゲルのユーザビリティ(使いやすさ)を向上した加工実績をご紹介します。


表裏で粘着力の異なるディファレンシャルゲルを使用されていましたが、外観だけでは粘着力の違いが分かりにくく、どちらを機器に貼り付けるべきか判断しづらい仕様となっていました。また、電極ゲルの角部から保護フィルム(セパレータ)を剥がそうとすると、ゲルが指先に付き剥がしにくいという課題をお持ちでした。

■スリット加工
ゲル加工においてセパレータの表裏にスリットを入れることで、セパレータを剝がしやすく改善しました。
スリット加工は直線だけでなく波形状などにも対応しています。
また、波形状の波ピッチはお客様のご指定サイズで加工が可能です。

 

■ユーザビリティの追求
セパレータのスリット部をオーバーラップ(重なるように)することで剝がすきっかけ部を作り、より剥がしやすい仕様にしました。
当社ではオーバーラップ以外に、タブ付き加工や糊殺し(色付)、セパレータへの印刷(ここから剥がす、▶ など)、片側波々スリット/片側タブ付き形状といった加工もご相談頂けます。

 

■端面のゲルはみ出しを改善する独自加工技術:ライトオフセット加工
医療用導電性ゲルの端面のゲルはみ出しによるべたつきを改善する、当社独自のライトオフセット加工で作業性の向上を実現しました。
ゲルのはみ出しを無くすことで、ゲルが手に付着することを防ぎます。
※ライトオフセット加工の詳細は、こちらの画像をクリックしてください。通常製品との違いを比較した動画も掲載しています。


医療用導電性ゲルパッドの端面のベタつき改善加工(独自技術ライトオフセット加工)

 

導電性ゲルのユーザビリティ向上・べたつき改善をお考えのお客様はお気軽にお問い合わせください。

 


医療用ゲルパッド ホック端子のカシメ加工


ディファレンシャル導電性ゲル(片面弱粘着/片面強粘着)

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