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医療用導電性ゲルパッドの端面のベタつき改善加工(独自技術ライトオフセット加工)

POINT!

独自の抜き加工技術で、医療用導電性ゲルの端面のゲルはみ出しを改善するオフセット構造を簡単に作ることができます。
セパレーターの載せ替えが不要で異物等の懸念もありません。

ライトオフセット 構造のメリットを動画でご紹介します。
 :~0.5mm程度のオフセットを、ライトオフセットと呼んでいます。

ゲルパッドは心電図やTENS、EMS、生体電極のディスポーザブル電極パッドとして、広く利用されています。


通常ゲルとセパレーターの端面が面一のゲルパッドは、ゲルが伸びやすい性質があるため
ゲルパッドの端面からゲルがはみ出したり、はみ出したゲルが梱包している袋や
重ねている他のゲルパッドにくっつくことで、ゲルパッドの取り扱いがしにくくなる問題がよく発生します。


【独自技術】ゲルパッドに微細なオフセット構造を作ることで課題を解決しました。
ライトオフセット加工を採用するメリットは2つあります。

一つ目は、ゲルパッドの端面のベタつきを解消できることです。
ゲルと上下のセパレーターに微細なオフセットを作ることで、ゲルのはみ出しを抑えることができ、ゲルパッド同士がくっつくことを避けられます。
同時に、ゲルパッドを手に取った時にはみ出したゲルが手に付着することも避けることができます。

二つ目は、追加費用なしで対策できることです。
上下のセパレーターの形状を大きくする、オーバーセパレーター構造にすることが一般的な解決策です。
しかし、オーバーセパレーター構造を作ることのデメリットとして、工程とセパレーター使用量が増えるので、コストアップとなることが挙げられます。
ライトオフセット加工は、工程や使用するセパレーター使用量が増えない独自技術加工のため、より安価な解決策することができます。

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