CASE EXAMPLE
加工事例
医療機器向けで使用される不織布はクリーンルーム環境での加工が求められますが、
不織布は抜き加工中に粉塵が出るためクリーンルーム内での加工は避けられる傾向にあります。
当社は不織布やフエルトのような発塵する素材でもクリーンルーム内で加工するノウハウを持っているため、クリーン度が要求される発塵性のある不織布の抜き加工が可能です。
医療機器内部のフィルター材用途としての不織布抜き加工事例を紹介します。
これまでお客様の工場で内製していた不織布部材について、量産化が見込めるようになった段階で外製化を検討している旨のお問い合わせ頂きました。
用途は医療機器向けのフィルターでした。
こちらの案件には課題が2つありました。
まず1つ目は不織布のカット加工ができ、且つ微細な形状があったことから、精密抜き加工が得意である加工先をお探しでした。
2つ目は、使用する素材が発塵性のある不織布でありながら、医療機器向けでクリーンルーム内での加工がご希望だったため
発塵性素材のクリーンルーム内での加工ノウハウがある加工先をお探しでした。
不織布精密抜き加工の豊富な実績
不織布やフエルトを、単純な形状(丸型など)だけではなく複雑な形状(多数の穴など)に加工する、精密抜き加工の実績があります。
また不織布をテープと貼り合わせたものを精密に抜き加工することもできます。
クリーンルーム x 不織布
粉塵が発生しやすい不織布やフエルトをクリーンルーム内で加工するノウハウがあります。
クリーンルーム内で加工するため、要求されるクリーン度もクリアでき、医療機器用途でもお使い頂けます。
具体的には、クリーンルーム内に本製品加工用のブースを特別に設置し、クリーンルーム内での不織布の抜き加工を実現しながらクラス1,000のクリーン度要求に応えました。
外注先の集約(コスト削減)
当初、不織布の抜き加工とその後の成形品とのアセンブリを別々の加工先に依頼することを検討されていましたが
どちらの加工も創和で対応できましたので、不織布の抜き加工からアセンブリまでを一貫して請け負うことで
外注先の集約を実現、その結果管理コストを下げることができました。
クリーンルームでの不織布の精密抜き加工ができる加工先をお探しであれば、是非お気軽にお問い合わせ下さい。
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